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2017/11/14 20:59:07
「疲れた」と思うのは、発熱や痛みとともに「生体の三大アラーム」だ、「飽きた」は疲労のサインだ、「集中力を鍛えようとするのは間違い。疲労するだけ」といった、ハッとする気づきから、運動による肉体的な疲れも、ストレスによる精神的な疲れも、すべての疲れは実は自律神経の中枢がある「脳」が疲れているのだ、と教えてくれました。疲れると脳細胞はどう変化するのかもわかりやすく説明してあり、なにやら腑に落ちました。疲労を回復するには、食事はどうすればいいのか、また睡眠障害と睡眠のこと、いびきが脳疲労の要因になっていること、環境をどうすればいいのかを具体的に示しています。ほかにもたくさん、役に立つ内容が並んでいます。良書だと思います。
すべての疲労は脳が原因/梶本修身
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2016/11/06 10:29:40
「グローバリズムが世界を滅ぼす」から。政府の財政を一家に例えれば、米ドルは屋外の仕事で得る給与です。日本円は、米ドル貯金額に合わせて家族間のみで使用する商品券のようなものです。家族間に莫大な借金があっても、他人が見ればこの家は貯蓄過多です。初めてタブー視されていた小泉・安倍政権について短文明確に総括しています。政権延命と特権階級創設するための構造改革でした。政策の失敗は、市場原理や民間人によるもので政府公務員の責任ではない。既得権益打破といって将来の特権階級者を絞る。戦前の公務員貴族を復活させたいのです。政府が公務員の面倒しか見なくなって以後、景気悪化、貧困者や予備軍の増大、大災害事故の連発、です。市場原理では、組織は否定され個人に全権委託します。個人間で出来ることは限られ、月日が経つほど国家や組織レベルが低下していくのものです。市場原理導入の究極は、公務員を除く国民の生活を弥生時代に戻すことです。これからは、大きな政府を目指すしかありません。その目的は、海洋資源開発と人口島の建設です。半永久的に目的を達成できない仕事で、他国に迷惑をかけず侵略もできません。これが日本国の未来形です。
ブームをつくる 人がみずから動く仕組み/殿村美樹
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2018/04/27 14:43:01
この本を手に取る人は著者の著書を読んだことがある人がほとんどだと思う。著者の著書を複数読んだことのある人は、彼の冒険観に共感できる人だと思う。本書では目新しい情報はなく、彼の行為に説明と名前をつけた、というような内容です。 著者の冒険観を改めて解説してほしい人は、手にとってみてはいかがでしょうか。
新・冒険論/角幡唯介
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2018/01/17 12:43:38
一揆に読んでしまいました。とてもおもしろかった!!生きているうちに生の講演会に行きたかった。今出版されている本を読むしかないのですね。お亡くなりになった事を悲しむ方がたくさんいらっしゃるのでしょうね。
米原万里の「愛の法則」/米原万里
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2020/09/14 15:09:24
羽生結弦の大ファンですが、過去の選手や他の選手のスケートにも言及していて大変興味深いです。ただ、写真がないので、演技の細かい解説が言葉だけではなかなか難しい。
羽生結弦は助走をしない/高山真
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2017/05/05 15:36:57
SNSで、誰もがよく考えもせず、自分の意見を匿名で公表できる時代。ただ感情のままに他人を誹謗中傷する時代。 本当に困ったものだと思っていた。そんな時にこの本と出会い、興味深く読んだ。勉強になった。オススメです。
知の仕事術/池澤夏樹
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2016/12/30 16:55:14
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2021/03/27 19:07:16
昨年の春、コロナが出てきたときは日本のPCR検査の少なさを批判していましたが その批判が的外れだということがこの本を読むとわかります。
僕が「PCR」原理主義に反対する理由 幻想と欲望のコロナウイルス / 岩田 健太郎 著
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2021/03/22 09:25:39
名言が多すぎて、これはピックアップされて当然だというもものはもちろん、これも収録するの!?と思うものまであって、楽しめます。
ジョジョの奇妙な名言集 Part4〜8/荒木飛呂彦
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2016/08/17 12:53:45
ヨーロッパのサッカー文化と日本のサッカー文化の対比に焦点を当てて書いていたので、楽しく読みました。著者自身がドイツでプレイした話はわかりやすかったですね。もう少しヨーロッパで戦っている選手のコメントが多いとなお良かったでしょうか。
メッシと滅私 「個」か「組織」か?/吉崎エイジーニョ
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2021/04/01 16:42:14
今回初めてebooksで購入して読んでみました。先入観で本は印刷の香りを感じながら現物で読むものと考えていましたが ebooksで読んでみて、大変快適でした。これからもebooksを活用させていただきたいと思います。 40年前に某国立大学の経済学部でマルクス経済学および近代経済学をかじり、資本主義の様々な矛盾はどちらの理論でも 解決できないと考えておりました。宇沢弘文先生の社会的共通資本が唯一解決のヒントになる理論と思っておりましたが 今回本書を大変興味深く拝読させていただきました。ただ社会的共通資本と一緒でもう一つ具体性には欠ける印象があります。今地球環境を守らないと人類だけでなく地球上の全ての生命も含めて危機にあるという問題意識、そのためには経済成長を目指し続けることをやめるべきとの考え方には共感できます。
人新世の「資本論」 電子書籍版 / 斎藤幸平
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2021/03/15 21:12:29
有名ビジネスYouTuberの方がおすすめしていたため、購入しました。見方のわからなかった現代アートに親しみを持ち、楽しめそうです。今の世の中と同じように、正解を探すよりも、自分で選択し深めていくのだと思いました。
[書籍のゆうメール同梱は2冊まで]/[本/雑誌]/アート鑑賞、超入門! 7つの視点 (集英社新書)/藤田令伊/著
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2018/12/28 23:42:00
中古品でしたのでとても廉価で購入できました。その分内容は古いものでしたが、以前購入できなかった本の充足はできました。 20世紀後半の物理学の習得に活用します。
物理学の世紀/佐藤文隆
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2018/01/30 16:31:24
この著者の本は偶然に古本で買って読んでないように説得力があったので 他の著作も読んでみたいと思い注文しました。 面白かった。
新品本/アメリカの巨大軍需産業 広瀬隆/著
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2018/01/11 15:32:49
難しそうな題名から最後まで読めるのかと思いましたが、読んでみれば現在世界で起こっていることが、なるほどと納得できる。資本主義が終焉して世界がどこに向かうのか、非常に心配であり、経済に興味が出てきました。
資本主義の終焉と歴史の危機/水野和夫
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2019/01/17 14:49:35
『すべての疲労は脳が原因』は、1も2も買いましたが、これはその3巻目で、タイトルにあるとおり、「仕事編」です。疲労をできるだけ避けて、いかに仕事を効率よく運ばせるか。難しいことと思いますが、その方法を、疲労研究の医学博士による、疲労軽減、予防、回復の視点から、実践的な方法が紹介されています。自律神経を意識することがその出発のようで、自律神経と疲労のことも理解できました。仕事と日々の生活の役に立ちました。
すべての疲労は脳が原因 3 / 梶本修身
2018/06/13 13:36:40
「憲法改正」の真実/樋口陽一/小林節